そのWEBサービスは何を目的にしているのか
私はお客様のWEBサイトを新規で立ち上げる際に必ずコンバージョンポイントを設定します。
コンバージョンポイントというのは、そのWEBサイトのゴール
すなわちWEBサイトへ訪問して下さった方に最終的におこして欲しいアクションということです。
この設定を行う事で制作したWEBサイトの評価ができるようになります。
PDCAサイクルの重要性
WEBサイトは立ち上げたら終わりではありません。
最初に設定したコンバージョンポイントの成果を確認し、目標設定した数値に到達しているか。
到達していなければ原因究明
到達していれば新たな目標数値の設定
を行って、常にパフォーマンス向上をしていきます。
- コンバージョンポイントの目標設定
- 運用開始
- 設定した目標が達成できているか確認
- 改善
このPDCAサイクルを上手に回すことでWEBサイトはどんどん成長していきます。
逆にこのPDCAサイクルを回せないと、WEBサイトの適正な評価がしづらくなり成果を上げづらいものになってしまいます。
今月は先月より結構サイトを見てくれる人が多かった
よりも
今月は先月よりコンバージョン率が0.5%上昇した
と数値で明確にした方が具体的でより精度が上がります。
なにをコンバージョンポイントにするのか
コンバージョンポイントは何に設定したらよいのか?
という事をお客様と打合せ中によく聞かれます。
これはお客様の状況によっても変わる事ですので一概には言えません。
例えば建築会社さんのWEBサイトの場合、普段の訪問営業では退職金で新築される60代のご夫婦の案件を比較的よく獲得できているとします。
そうした場合、このまま新築を伸ばすとして60代のご夫婦ではなくて、小学生の子供を持つご夫婦を集客
そして小学生の子供を持つご夫婦向けの新築プランが書かれたパンフレットをダウンロードしてもらう
というようなパンフレットのダウンロードをコンバージョンポイントにする。
という設定もできます。
もしくは新築ではなくてリフォーム、太陽光パネルなど、現在訪問営業で獲得しづらいものでコンバージョンポイントを設定しても良いでしょう。
また、カタログダウンロードではなく、お見積り依頼などの問い合わせをコンバージョンポイントにしてもいいですね。
もし、比較的安価な商品を扱われている場合は、ダイレクトに商品の売上を設定しても良いでしょう。
このようにコンバージョンポイントとはお客様の状況に応じて設定することが大切です。
アクセス解析の設置
コンバージョンポイントの成果を確認するうえでWEBサイトへアクセス解析を設置するのは必須です。
そして無料でおススメなのがGoogleアナリティクスです。
詳しいコンバージョンの設定などは他サイトに譲りますが、Googleアナリティクスを使うと単純にコンバージョン率の測定だけでなく、コンバージョンに至るまでのルートを確認することができます。
最終的なゴールだけでなく、ゴールへ結びつく途中過程も重要です。
ぜひ活用されることをおススメします。
「Googleアナリティクス コンバージョン」で検索して頂くとたくさん情報がでてくると思いますよ。
タグ:Googleアナリティクス, PDCA, WEBサイト, コンバージョンポイント, コンバージョン率, ゴール, パフォーマンス